SM の世界とパートナーの探し方

一昔前までは SM の世界というのは闇の世界のように扱われ、興味があっても踏み込めない、興味があってもパートナーにそれを打ち明けることもできない、人には言えない心の中にしまっておかなければならない世界であったでしょう。

近年ではバラエティ番組での SM を扱ったネタや、通販やドンキホーテなどの店舗でのアダルトグッズの普及、ネット動画や DVD の通販により視覚的にも触れやすくなった、などが影響し、奥手な性格の日本人も随分と開放されてきたように思えます。

しかしその影響は悪い方にも現れ、近年では若い女性が自分の性格をSやMなどと表現したり、鞭や蝋燭を使った痛いことをするのが SM であるといった誤解、DV やイジメやリンチと同様に扱われてしまう誤解、女王様コスチュームなどのようにファッション的に SM を扱ってしまうような誤解、アダルト動画や SM クラブのミスリードによる致命的な誤解、などが生まれました。

捉え方など人それぞれでいいじゃない?と思われる方も居るでしょう、しかしそれは違います。
少なくとも「サディズム」「マゾヒズム」として世界保健機関の ICD などで研究され発表されている以上、SM という関係がどのようなものかは決められています。
「人それぞれ」は SM の世界に踏み込んでいる度合いの違いで、性質や方向性といったものがそれては SM とは別物です。

これは極当たり前のことですが、SM プレイの内容はどれ一つとっても見知らぬ他人に行なえば犯罪行為です。
奴隷制度が廃止された現代で SM 行為が許されるのは、夫婦か恋人関係にあり、尚且つM側がその行為を受けることに同意していることが前提なのです。

同意の無い他人に行なえば、暴行、イジメ、リンチ、などに該当するのは理解頂けると思います。
これに関して最も誤解を与える悪影響があるのがアダルト動画です。
レ〇プ強姦、学校や社内でのイジメ、復讐物、拷問物、などが SM カテゴリとして扱われ販売されています。
そして問題なのはそれらが9割以上をしめていることです。

これは SM カップルの誕生の最大の障害となっていると言っていい大問題です。
何故なら男性は殆どが AV を観ますが女性は殆どが見ません。
この入り口の違いとその後のミスリードにより、SM と聞いて思い浮かべるイメージが男女間でまるで違ってしまうのです。
S女性・M男性のカップル成立が困難なのは、そもそも対象人口が少ないこともあります。
M女性・S男性の対象人口は圧倒的に多いにも拘らず、その逆パターンとカップル成立数に大差が無いのは、男女で求めているものが一致しないからです。

SM プレイは夫婦や恋人間でもM側の同意が無ければ DV になってしまいます。
しかし行為一つ一つに同意を求めていては主従関係などは成り立ちませんし、互いに冷めてしまいます。
SM 行為全般を行なうことに同意は必要ですが、その内容に承諾は必要ない、といった具合で主従関係が成り立ちます。
ですが必ずしもS側が求める行為全てをM側が受け入れることが出来るとは限りません。
そういった場合のためにNG ワードなどを決めておき、一線を越えないように心掛けましょう
但しその日は NG であっても、時間をかけてゆっくり導いていくことでOK行為となってしまうのが、SM の世界の醍醐味でもあります。

紛らわしいのが SM クラブでのプレイです。
SM クラブというものを細かく言葉で表すなら「見知らぬ他人が金銭を通じることによって同意を得たものとし、肉体的発散を行う場」となります。
簡単に表すなら「SM 風イメージプレイ風俗店」となります。
SM とは本来肉体的にではなく精神的なものであります。

自分がマゾヒストとしてカミングアウトしている人であれば、例えば職場で特別な関係に無い相手に理不尽な叱りなどを際に、自分が好意を抱いている相手であれば性的興奮を感じたりします。
人によっては荷物を持たされただけでもそれを感じるかもしれませんし、待ち合わせの時間に相手が来なく待たされているだけでも感じるかもしれません。

「マゾヒズムとは、肉体的精神的苦痛を与えられたり羞恥心や屈辱感を誘導されることによって性的快感を味わったり、そのような状況に自分が立たされることを想像することで性的興奮を得る性的嗜好の一つのタイプである。」とされます。
その点から見て SM クラブでは肉体的性的快感を満たすことは出来ても、精神的部分が全く無いので、客側も風俗嬢もどんなに頑張ったところでSM関係の領域には到達することは出来ず、プライベートな関係に発展しない限りは通い続けても満たされることは無く、プレイ後の虚しさを味わうに過ぎないのです。

わかりやすくM男性が女王様 SM クラブに行く場合を例えてみましょう。
相手のために無条件に与えられる試練に耐えるというM本来の姿でしょう。
それをお金を払い女を時間制限で買い、自分が望むことをやらせる、つまり女王様を従わせ主従関係が逆転した状態で性欲を満たし、日頃の自分とは別人となってる姿を見て羞恥心を感じ楽しみ、自分が絶対ルールの環境で女王様に従ってるふりを演じ、自分に酔いしれる。
社会的地位の高い男性にM男性が多いのは、この自分に酔いしれるという部分が共通していることからでしょう。

では女王様を演じる風俗嬢はどうでしょう。
彼女達に今から三ヶ月間無料でボランティアで常勤して下さいと頼んだら一人でも残るでしょうか?
お金が流通する以上あくまでお仕事なのです。
では女王様に就職した女性は何を考え勤務するでしょう。
「また次お金を届けに来てもらうこと」ただそれだけです。

M男のことを鞭で打ちたいわけでもありませんし、出来れば放置プレイが好みの客が自分についてくれればいいなと願ってることでしょう。
サービス嬢である以上必死に相手の好みを探り、相手に合わせる演技力を身に付けるのが仕事であり、客をリピートさせ一日にどれだけ人数を稼ぐか、ファーストフード店の経営と大差はありません

欲しい物のために鞭を振ってるだけであって、女王様のわがままでも気まぐれでも趣味でも性欲でもない、ロボットよりは不正確な分逆にマシといった鞭をM男は受けて楽しんでいるのです。
そう考えると、M男すらも失格した新種の何かが、お金さえ貰えれば他人を暴行しても精神的苦痛を感じない生物によって貢がされているという、お金の面だけでは主従関係が成り立っているという皮肉も成立しますね。

寂しい女性の方へ

女性の方はMが圧倒的に多いと思われますが、自分が想うS男性に出会えない方は多いかと思われます。
しっかりしたS男性ほど意外と自分からはM女を求めません
出会う方法は正しい勇気を持つことです。
自分がピン(女の感)と来た相手が見つかったら自分から一歩踏み込むことです。
女性は自分に自信が持てないことは、ある程度女性経験がある男性なら理解しています。
そういう男性はその一歩踏み込んだあなたの意思や勇気を受け取れます。

ネット上で知り合った相手とかなら、ネット上のやり取りで意思まで決まることなんてありえませんし、理性がある男性ならその段階であなたのことを SM を通じて見るようなことは無いでしょう。
友人としてお茶やご飯に誘い、SM トークで盛り上がればよいのです。
そこがスタート地点で、そういった友人を増やしていくことにより、その中からパートナーが見つかったり、友人の友人を紹介されたりとチャンスが増えていくのです。
あなたに必要な勇気は「諦めずにそれを繰り返すこと」だけです。

あなたがどんなにイイ女でこれまで気に入った男にサインを送り興味を持たせることに成功してきたとしても、それらのテクニックはS男性には通じません。
逆にそういった遠回しなテクニックや、自分に素直じゃない態度はS男性からは嫌われます。
S男性が好むのは、思ったことを飾らないでストレートに話すことができ、素直に想いをぶつけてくる女性です。
「イイ女」と「放っておけない女」、男性が最後に選ぶのはどちらかは、賢い女性なら言わずともわかるでしょう。

難しく長々と書きましたが、SM とは難しいものではありません。
ただ奥が深い世界なので、正しく理解した上で本能で相手と付き合う必要があるというだけです。
簡単に言えばM女は自分を全部さらけ出して思いっきり甘えられる男を捕まえればいいのです。
S女は自分の我がままや本当の弱さを受け止めてくれる男を捕まえればいいのです。

政治の世界では男女平等云々が議題に上がる今日この頃ですが、私の知る日本は遠い昔から女性の方が強い国だったはずです。

コメント

4:リリ:初めまして 

初めまして。
自分ではM女だと思っているリリです。
今まで自称Sの男性と何度も付き合ってきましたが、一度も満たされることが無く、悲しい思い出ばかりです。
こちらのブログを読んで自分のパートナー探しが間違っていたことに気が付きました。
これからは今までと違った見方で男性を見ることが出来そうです。
ありがとうございました。
2019/05/25 土 09:37:52 | #5QkoHNf6 | 編集

5:管理人:応援致します。 

初めまして。
何事も前向きな気持ちと楽しむことが大切だと思いますので、結果はどうであれパートナー探しを行うこと自体を楽しんで行動していると、良い結果に結びつくのではないかと思います。
リリさんからの良い知らせが書き込まれることを楽しみにしております。
2019/05/26 日 10:56:50 | #gl6LfaxI | 編集

6:M平山:SM初心者です。ソフトM調教プレイから宜しくです。 

SM初心者の60代半ばです。
ソフトM調教プレイから宜しくお願いします。
2019/06/09 日 01:21:49 | #gQPzacgw | 編集

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